産後にセックスレスに陥ってしまう理由は
夫婦によって様々ですが、
「産後にセックスを再開したら痛すぎてそれ以降レス…」
という方も多いのではないでしょうか。
私自身、第1子出産後
約1年半のレスを経て再開した時は
本当に痛くて、
「え、私、処女ですか?」と思ってしまったほど^^;
女性は受け入れる立場ですから
産後に限らずコンディションによっては
痛みを感じることもありますよね。。
でも1度「痛い」というネガティブなイメージを
もってしまうと、
どうしても次を拒否したくなるもの…。
でもそのまま産後セックスレスに突入するのは
できれば回避したほうが絶対後々のためです!
産後のセックスはいつから?
産後の1ヶ月検診が終わると
セックスOKですと先生から言われますよね。
でも…
過去2回の出産を振り返ってみて、
レスだったことを差し引いたとしても
産後1ヶ月でセックス解禁は…
無理ー!!
身体も心も全くもって落ち着いていないので
セックスのことが頭によぎることも
私の場合は皆無でした^^;
たとえ妊娠中にずっと我慢していた
性欲が旺盛な旦那さんが
産後1ヶ月での解禁を待ち望んでいたとしても
そこで無理をする必要はないと思います。
もちろん「したい!」という気持ちがあれば
その健やかな気持ちに従うのみですが^^
産後セックスレスを経験した私が
今もし産後のあの時に戻って
セックスレスに陥らないよう再開を計画するならば…
そうですね…
産後半年くらいから…といったところかなぁ^^;
産後のセックスが痛いのはなぜ?
産後半年なり1年なり…
夫婦それぞれのタイミングでいよいよ再開したのに…
待っていたのは
癒しでも快感でもなく「痛み」というパターンは
産後セックスのあるあるですよね。。
痛みを感じてしまって
一瞬で頭の中が冷静になり
「あー痛い…濡れない…痛い…無理。。。」
と思っていたあの気持ち、
今でも思い出します。
産後のセックスってなぜあんなに痛いのでしょうか…
会陰切開した部分への不安感
これ、会陰切開組はもれなく
感じるのではないでしょうか?
私も一人目は吸引分娩だったので
かなり大きく会陰切開をしました。
意外にも切開部分の痛みや違和感は
産後1ヶ月頃にはほとんどなくなっていましたが、
それでもその後しばらくの間は
トイレですらちょっと不安だったくらい。
「あそこを切って縫った」
という痛みを伴う衝撃の記憶って
なかなか強烈なものがありますよね。。
痛みや違和感がなくなったからといって
不安感まで綺麗に消えるとは限りません。
それなのに、夫のモノを…なんて
不安でしかありませんよね。
実際、痛みや違和感が消えた後ならば
セックスで裂けてしまう!なんていうことは
起こらないのですが、
あの会陰への不安感ってやはり拭い去るのに
相当時間が必要な気がします。
出産という、会陰切開どころではない痛みと衝撃を
身体は味わっているはずなのに
出産の痛みは産後割とすぐ忘れるのに対して
会陰切開箇所への不安感は残り続ける…
これって記憶に刻まれる痛みや不安の種類が違うのでしょうか…
産後のホルモンバランスによって潤いが不足
これは間違いなく「痛み」の直接的な原因ですよね。
産後はホルモンバランスが産前とは違うことや、
育児のストレス、自律神経の乱れ…
などで膣の潤いがどうしても不足してしまうんです…
以前のように潤いが戻ってくる時期は
半年とも1年とも言われていますが
これは個人差がかなり大きいと思います。
個人的には産後1年半経っていても
なかなか潤いが戻らず、
結果本当に痛かったです…(涙)
そして現在、
もう二人目の産後からも6年ほど経過していますが…
今度は年齢の問題でしょうか、
潤いは相変わらず不足していますが
そこは対策を練って解決済み^^
本当にこの「潤い不足」は絶対に解決しておかないと
確実にセックスレスになってしまうと思われます。。
そもそも気持ちが乗らない
これも産後あるあるですよね。
そして
気持ちが乗らないから潤わない!とも言えます。
産後1年以内の頃は
まだ夜中に授乳で起きなければいけなかったりするし
日中もとにかく育児に追われているし
(上の子がいるとさらに…)
身も心も「母」になりきって奮闘しているのに
夜だけ「女」になれというのは
なかなか難しいものですよね。。
そんな気持ちを抑えて、
旦那さんの求めに応じながら
頭の中では別のことを考えていたり、
不安を感じて冷静になってしまったり…。
そういうメンタル面も痛みに繋がっていると言えます。
産後にセックスレスにならないために「痛い」を和らげる対策
こう見てみると、
産後のセックスに「痛い」はつきものであって
どうしようもない気がしますが、
「仕方ない」でスルーしてしまうのと
対策を打って夫婦生活を持つ努力をするのでは
1年後2年後…夫婦関係に大きな差が出てくると思います。
これは、産後セックスレス7年を経験した私が
断言します!
では、どうやって痛み対策をすれば良いでしょうか?
アイテムを使って潤い強化
やっぱり何はともあれ「潤い不足を避ける」
というのが1番だと思うんですね。
では膣の潤いを自然に上げていくために何をすれば良いのか…
というと
- 卒乳してホルモンバランスが戻るのを待つ
- 気持ちをリラックスさせ心身の緊張を解く
- 身体を温めて自律神経を整える
- 水分をよく取る
など…。
これらを全てクリアできれば
きっと膣の潤いも徐々に戻ってくるはずです!
ただ、一朝一夕に効果が出るものではないのと
これも個人差が大きいところなので
いざその時!という時に解決していないことも
大いに考えられます。
そんな時、
ぜひ頼りたいのがお助けアイテム!
私自身がこのようなアイテムを使うようになったのは
産後すぐではなく
長年のセックスレスを解消したつい最近のことですが、
これが本当に役に立ってくれるんです^^
LCハーバルローション
「ローション」と聞くと
潤い不足の際に使う…というイメージが
湧かないかもしれませんが、
このLCハーバルローション は
性交痛軽減に効果抜群!
2種類あるのですが
私はピンクのパッケージの
LCハーバルローションホットを使っています^^
よくわからない成分がいろいろ入ったものは
怖くてとても使えませんが、
こちらは全成分がきちんと開示された
自然派の身体に優しいローション。
ベタベタすることもないので使いやすくて…
私は毎回お世話になっています^^
そのお陰で潤い不足なんて気にせず
痛みとも無縁!
「あー濡れてこない…どうしよう…」
というあの焦りとも無縁ですし
時短にもなりますし(笑)
本当に重宝しているアイテムです。
リュイールホット
これはローションのように
それ自体が滑らかで直接潤いを補ってくれるものではなく、
1滴使ってよくマッサージをすることで
自然と潤いが増してくる…
というアイテム^^
実際に使ってみた感想は
こちらの記事にまとめています
性交痛を即座に軽減してくれるかと言うと、
効き目には個人差がありそうですし
「痛み軽減」目的という意味では
誰にでもおすすめできるものではないのですが、
いつもと違った夜を…♡という時には
ぜひともおすすめしたいアイテム^^
産後の夫婦生活を再開させて
落ち着いてきたころに投入すると
旦那さまに喜ばれること間違いなしですよ^^
会陰をマッサージ
会陰切開部分の不安を少しでも和らげる方法として
おすすめなのが会陰マッサージです。
会陰マッサージといえば
臨月に入った時、会陰の柔軟性をあげて
出産時に裂けてしまわないようにするためのもの…
というイメージがありますよね!
実際、臨月で会陰マッサージって
なんか怖いし難しいしで
私はほとんどやりませんでしたが^^;
でもその会陰マッサージ!
夫婦生活の痛みを和らげるためにも
実はかなり役立ってくれますよー!
マッサージに使うオイルは
LCハーバルローションなどもいいし、
こんなのも…◎
気持ちを乗らせる
これも大事なポイントながら
3つの中で一番難しいかもしれないポイント。
どうやったら気持ちが乗ってくるのか…
これって本当その人によって
いろいろだと思うのですが、
例えば
- ちょっとお酒を飲んでみる
- 恋人時代を思い出してみる
- 気持ちの上がる下着や香水をつけてみる
- 恋愛映画を見てみる
などはどうでしょうか?
どれも、なんだか決め手に欠ける気も
しないでもないのですが
気持ちをアゲるって
案外些細なことでスイッチが入ったりも
するものですよね。
個人的には、お酒が一番効くのですが(笑)
自分の気持ちを乗らせる方法を
考えながらいろいろと試してみるといいと思います^^
「痛み」を取り除いて産後セックスレスを阻止!
産後の夫婦生活は当然1回限りではなく
その先ずっと続けていくべきものです。
そこに「痛み」が存在していては
セックス=苦痛・我慢となり
遅かれ早かれセックスレスは免れません…。
痛みさえなければ、
その後少しずつでも身体は開発されていきますし
段々夫婦でその時間を楽しめるようにもなっていきます。
この痛みは男性には理解できないでしょうし、
自分で対策を打つより他ありません…。
でもいろいろな対策を試せば
きっと少しずつ痛みは和らいでいくはずです^^
痛みがあることは
旦那さんにも打ち明けて、
理解をしてもらいながら
自分なりに対策を打って、
ぜひ夫婦の大切な時間を育てていってくださいね!